セブンズ 2019.03.04

日本はUSAセブンズ最下位 コア残留争うライバルのウェールズに敗れる

[ 編集部 ]
日本はUSAセブンズ最下位 コア残留争うライバルのウェールズに敗れる
本村が独走トライを決めるも、ウェールズに敗れた日本(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)

 大会最終日を迎えたワールドラグビーセブンズシリーズの第5ラウンド、ラスベガス(アメリカ)大会は、現地時間3月3日に順位決定戦がおこなわれ、13位以下のトーナメントにまわっていた男子セブンズ日本代表は同準決勝でウェールズに14-31で敗れ、15位タイ(最下位)に終わった。

 コアグループ残留争いのライバルでもあるウェールズを倒せば、シーズン総合順位は入れ替わって14位に浮上するところだったが(シリーズにフル参戦するコア15チーム中、最終総合順位が最下位のチームは降格。今季は全10ラウンド)、先手を取られ痛い敗戦となった。

 日本は前半1分、ゴールに迫るも最終パスがつながらず先制を逃した。3分にはリサラ シオシファがハイタックルでイエローカードを提示され、流れを悪くした。
 数的不利の4分、ウェールズにゴールラインを越えられるも共同主将のひとりである副島亀里ララボウ ラティアナラが絡み、グラウンディングを許さなかったが、直後、スクラムからショートサイドを突かれて失点。6分にはロングパスをインターセプトされ連続トライを奪われた。

 ハーフタイム前、合谷和弘が自陣深くから右外を突破して本村直樹につなぎ、そのまま長距離を走り切って7-14で折り返した日本。

 しかし後半2分、リサラが1対1で止めることができず失点し、4分にもトライを追加され、点差は広がった。

 日本は後半5分すぎ、今大会でワールドセブンズシリーズデビューを果たした18歳の石田吉平(常翔学園高校卒業)が俊敏なステップからタックラーを振り切ってトライを挙げ、10点差に詰めたが、最後はウェールズが得点して締めくくり、日本は敗れてラスベガス大会を終えた。

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