国内
2017.09.01
初のインド系オールブラックになれると言われた20歳の逸材、トヨタに加入!
ジャパンラグビートップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツは9月1日、2017年度新入団選手として、U20ニュージーランド代表候補だったLOシュネル・シン(20歳)の加入を発表した。
身長198センチ、体重108キロのシンはインド系ニュージーランド人。現地メディアによれば、曾祖父がインドからニュージーランドへ移住し、シンはワイカト地方の農家で育った。インドの人々にとって最も人気があるスポーツはクリケットだが、彼の父親はローカルのラグビークラブでコーチをし、兄弟2人もラグビーをプレー、いとこのアルジュンはマナワツのジュニアチームに所属するフルバックであり、ファミリーにはラグビーのDNAがあった。
進学校として有名なセントポールズ カレジエイトスクールで楕円球を追ったシンは、ミッドフィールドバックからロックに転向すると次第に頭角を現し、ワイカト地方のU19代表に選出。そして昨年末からU20ニュージーランド代表候補のキャンプにも招集され、初の“インディアン・オールブラック”になれる可能性がある逸材と注目された。
かつてのコーチいわく、規律正しくて意志が強く、とれもシャイな性格だというシュネル・シン。ヴェルブリッツの新監督に就任した名将ジェイク・ホワイトのもと、才能を開花させるか。