【編集部「ラ」的雑記帳／リオ編?】牛だ！ サクラセブンズ登録12人発表。

ホテル近くの食堂にて。味付けは塩胡椒のみ。

　窓の外ではバタバタッ、バタバタッと、何台ものヘリコプターが飛んでいる。

　リオデジャネイロ五輪がついに開幕した。こちらは8月5日の夜。午前中に空港に到着したときは青空が広がり、街の中の表示は26℃だった。カラッとした気候で快適。海も空も真っ青で、きれいな街だ。

　成田からニューヨークまで13時間弱。3時間強のトランジットを経て、リオデジャネイロまで10時間弱。機内は混んでいたし、28時間ほどの旅は長かった。途中、柔道の五輪日本代表選手が同じだったり、アメリカの五輪選手がいたりして楽しめたけれど、帰国時もまた…と思うと辛いなあ。

　初めてのブラジル訪問。7人制ラグビーが初めておこなわれる五輪。8月6日から3日間に渡っておこなわれる女子が、まずはセブンズの魅力を世界に発信する。猛練習を4年間積み重ねてきたサクラセブンズは明日の初戦でカナダと対戦し、その後イギリス（初日）、ブラジル（2日目）と戦う。決戦に挑む12人は大会前日の登録メンバー発表でついに確定。背番号も決まった（下記参照）。

1. 中村知春（主将）　2. 冨田真紀子　3. 谷口令子　4. 山中美緒　5. 鈴木彩香　6. 桑井亜乃　

7. 山口真理恵　8. 横尾千里　9. 小出深冬　10. 大黒田裕芽　11. 兼松由香　12. 三樹加奈

　明日からの戦いに向け、リオ初日の晩ご飯はひとりメシ。治安が悪いそうなので、ビビッて明るいうちにホテル近くに出掛けた。ポルトガル語だけのメニューなので何が何だか分からなかったけれど、出てきたものは牛肉を焼いたもの。うまい、うまい。これで19.9レアルだから約640円だった。

　お腹いっぱい。いい夢を見て、明日に備えよう。

　が…深夜0時を過ぎても、バタバタッ、バタバタッと外が騒がしいなあ。

（田村一博）