海外
2016.08.04
マフィが豪州・レベルズ入り! 来季スーパーラグビーに初挑戦
レベルズ加入が決まったアマナキ・レレィ・マフィ(撮影:松本かおり)
日本代表のNO8アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス所属)が来年、スーパーラグビーに初挑戦することが決まった。加入するのは、オーストラリアのレベルズだ。同チームが8月4日、来季契約を結んだと公式に発表した。
「レベルズに加入する機会を与えていただき、本当に感謝しています」とチームを通じてコメントしたマフィ。「スーパーラグビーは長年の目標でした。世界のベストプレーヤーたちを相手に、自分のスキルを試すのが待ち遠しいです」
マフィは昨季トップリーグ終了後、イングランドのバースに期限付き移籍し、同国最高峰リーグのプレミアシップで7試合(5試合先発)出場。驚異的なパワーと運動量で衝撃をもたらし、4トライを挙げるなど大活躍した。
昨年のワールドカップでは、南アフリカ代表戦のラストアタックでカーン・ヘスケスの劇的逆転トライを演出するなど、日本代表の歴史的3勝に大きく貢献し、世界中から注目されていた男。
名将エディー・ジョーンズ(前日本代表ヘッドコーチ/現イングランド代表ヘッドコーチ)はかつて、「ギフト。まるで天からの贈り物のような選手だ」と絶賛したことがある。
トンガ出身の26歳。身長189センチ、体重112キロで、現在、日本代表として9キャップを持つ。
レベルズはオーストラリアで最も新しいスーパークラブで、2011年からスーパーラグビーに参戦しているが、6季すべて10位以下でプレーオフに進出したことは一度もない(2016年大会は7勝8敗で12位)。日本ラグビー界とは関わりが深く、かつてはHO堀江翔太(パナソニック)、CTBマレ・サウ(ヤマハ発動機)、PR稲垣啓太(パナソニック)が所属し、今年はユーティリティBKの松島幸太朗(サントリー)が加わって奮闘した。
マフィは日本シーズン終了後にレベルズに合流する予定。