海外
2016.07.14
サンウルブズ戦で8強入り狙うシャークス 移籍間近のJPがゲーム主将
シャークスでの残り試合が少なくなってきたJP・ピーターセン。
パナソニックでも活躍し、日本にもファンは多い(Photo: Getty Images)
スーパーラグビーで準優勝4回。今季はこれまで8勝1分5敗(勝点39)とやや苦戦し、アフリカ・カンファレンスを制することはできなかったシャークスだが、南アフリカ・グループのワイルドカード争いでブルズに2ポイント差をつけて先行し、2年ぶりのプレーオフ進出に王手をかけている。現地時間15日にホームのキングスパーク(ダーバン)でおこなう最終戦は、トライボーナスポイントを意識する必要はなく、勝てば8強入りが確定。相手となるのは、日本のサンウルブズだ。
6月11日のアイルランド代表戦で頭を強打して以来、戦列復帰できていない南ア代表のSOパット・ランビーは、脳しんとうから回復すればベンチ入りする可能性はあるが、まだ休養が必要と判断された場合は、SO/FBカーウィン・ボッシュがリザーブメンバーに入る。
開幕から12試合に先発して7番を不動のものにしていたチーム最多タックラー(タックル成功率92%)のFLジャン=ルック・デュプレアも、先週のチーターズ戦で脳しんとうが心配され、彼は大事をとって欠場が決まった。
指揮官のギャリー・ゴールドはプレーオフを見据え、6月のテストマッチを含めてハードワークを続けている南ア代表選手にも休養が必要と考えており、スプリングボックスの主力でもあるPRテンダイ・ムタワリラと、アイルランド代表との第3戦で肩を痛めたFBウィリー・ルルーをサンウルブズ戦では休ませる。
しかし、今季かぎりで退団してイングランドのレスター・タイガースに移籍することが決まっているJP・ピーターセンは先発。10年以上シャークスに在籍したJPにとっては、サンウルブズ戦がシャークスジャージーを着てプレーする最後のホームマッチであり、13番を着て、ゲームキャプテンも務める。
<シャークス 試合登録メンバー/最終節 サンウルブズ戦>
1.Thomas du Toit 2.Chiliboy Ralepelle 3.Coenie Oosthuizen 4.Etienne Oosthuizen 5.Ruan Botha 6.Keegan Daniel 7.Tera Mtembu 8.Philip van der Walt 9.Stefan Ungerer 10.Garth April 11.Lwazi Mvovo 12.Andre Esterhuizen 13.JP Pietersen(主将) 14.Odwa Ndungane 15.Rhyno Smith
〔リザーブ〕
16.Kyle Cooper 17.Dale Chadwick 18.Lourens Adriaanse 19.Stefan Lewies 20.Jean Deysel 21.Michael Claassens 22.Curwin Bosch/Pat Lambie 23.Heimar Williams