海外
2016.05.31
大野均に1週間の出場停止処分… カナダ戦はプレー不可
ブランビーズ戦でイエローカードを提示されたサンウルブズの大野均(Photo: Getty Images)
スーパーラグビーを統括するSANZAARは31日、サンウルブズのLO大野均に対し、1週間の出場停止処分を科したと発表した。次の試合日は6月11日であり、日本代表でもある大野は6月11日にバンクーバーでおこなわれるカナダ代表とのテストマッチには出場できない。
大野はサンウルブズのLOとして5月28日のブランビーズ戦(オーストラリア・GIOスタジアム キャンベラ)に先発出場し、前半39分、ラインアウトからのドライビングモールをアシストしようとした際に危険なプレー(頭突き)があったとして、レフリーにイエローカードを提示されていた。
ジュディシャルオフィサーのヒアリングで、大野はブランビーズの選手を頭で殴打するつもりはなかったと説明。体全体を使って懸命にモールを前進させようとした動作だったが、向こう見ずな行為で怪我の危険性もあったと、反則を認めた。
本来ならば2試合の出場停止もありえたが、日本代表歴代最多キャッププレーヤーであり、東芝でも長年にわたってプレーしてきた大野は、これまで一度もレッドカードを受けたことがなく、規律上の記録をみても、故意に相手選手に頭突きをするような選手ではないとジュディシャルオフィサーは判断し、処分は軽減された。