欧州で南半球4か国対抗 初開催！　アルゼンチン×豪州はトゥイッケナムで

昨年のW杯準決勝ではオーストラリアが29-15でアルゼンチンに勝利（Photo: Getty Images）

　アルゼンチンとオーストラリアのラグビー協会は5日、両国代表が対戦する10月8日のラグビーチャンピオンシップの試合を、イングランドのトゥイッケナムスタジアムで開催すると発表した。大会を運営するSANZAARはもちろん、RFU（イングランドラグビー協会）も承認しており、アルゼンチン代表のホームゲームとなる。

　トゥイッケナムスタジアムは昨年開催されたワールドカップのメイン会場であり、ロス・プーマス（アルゼンチン代表）とワラビーズ（オーストラリア代表）は準決勝で対戦。南半球4か国対抗戦が欧州でおこなわれるのは初めてだが、両国協会はワールドカップで熱闘を繰り広げたように、約8万2000人を収容できるラグビーの聖地で大観衆を引きつけることができると信じている。

　ちなみに、オーストラリアがホストとなる対プーマスの第1戦は、9月17日に地元のパースでおこなわれる。

　ラグビーチャンピオンシップはニュージーランドと南アフリカも含む4か国で争われ、今年は8月20日に開幕。ワールドカップでベスト4を独占した南半球勢同士の激闘に、注目はますます高まっている。