ワールドラグビーが女子世界ランキング導入！　日本女子は17位

昨年アジア女王となったサクラフィフティーン。写真は香港戦で奮闘した鈴木実沙紀

（撮影：長岡洋幸）

　ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは2月1日、史上初めて女子のオフィシャルランキングを発表。昨年のアジアラグビーチャンピオンシップで優勝した女子15人制日本代表（サクラフィフティーン）は17位にランクされた。

　ランキングは、最初の女子公式戦がおこなわれた1987年にさかのぼり、あらゆるテストマッチ成績を分析してポイント化している。

　トップは、1998年から2010年にかけて女子ワールドカップで4連覇を遂げ、昨年の女子ラグビースーパーシリーズで優勝したニュージーランド。前回（2014年）の女子ワールドカップを制したイングランドは3位で、そのイングランドを昨年11月のテストマッチで倒したフランスが2位につけた。女子シックスネーションズ（欧州6か国対抗戦）で連覇を狙うアイルランドが4位。

　アジア勢で最高位はカザフスタンの16位で、香港が23位、中国が24位と続く。

　今週末には女子シックスネーションズが開幕し、女子ワールドカップ2017に向けた予選も今年はじまる。ランキング制導入により、女子ラグビーの国際的な競争力は高まりそうだ。

女子もランキング1位はニュージーランド。愛称はブラックファーンズ

（Photo: C. Glemet/World Rugby）