セブンズ
2016.01.05
現サントリー、フレンド ヘッドコーチが豪州セブンズ代表の指揮官に就任。
アンディ・フレンド氏(撮影:BBM)
オーストラリア協会が1月5日、同国男子セブンズ代表の新ヘッドコーチを発表し、現在サントリーサンゴリアスの指揮を執るアンディ・フレンド氏が同職に就くことが明らかになった。フレンド氏はトップリーグのシーズン終了と同時に新しいステージに活躍の場を移す。2年半の契約だ。
フレンド氏は現在46歳。2012年の来日以後、キヤノン、サントリーでヘッドコーチを務めてきた。来日前は、ワラビーズのコーチングスタッフに名を連ねたり、ハリクインズ(英・プレミアシップ)、ブランビーズ(スーパーラグビー)のヘッドコーチを歴任。現役時代はおもにFBとして活躍した。
フレンド氏は今回の就任に際し、次のようなコメントを出している。
「セブンズ代表を率いる機会を与えられ、ぞくぞくしているし光栄に感じています。ここ数シーズン、チームは進化を示し、確かな可能性を示しています。私は、そこで活躍してきた選手たちとともに働けることをとても楽しみにしています。そんな彼らとともに、人々を興奮させるラグビーを実現するのも私たちの責任です。国民が誇りに思うチームを作る挑戦が本当に楽しみです」
豪州協会のベン・ウィタカーGMも、「アンディのような経験と才能、熱意のあるコーチを迎え入れることができて我々は幸運です」と話している。
セブンズ・ワールドシリーズのNZ大会(ウェリントン/1月30日〜31日)、豪州大会(2月6日〜7日/シドニー)に関しては、スコット・ボウエン(暫定)ヘッドコーチら現在のコーチングスタッフがチームの指導にあたる。そこに日本での役目を終えたフレンド氏が加わり、リオ五輪でのメダル獲得を目指すことになる。