国内 2015.11.08

全国高校大会兵庫県予選準々決勝 関西学院、報徳学園が順当勝ちで4強へ

全国高校大会兵庫県予選準々決勝 関西学院、報徳学園が順当勝ちで4強へ
スクラムを組む関西学院(右)と六甲アイランド

 第95回全国高校大会兵庫県予選準々決勝が11月8日、神戸市のJR西日本鷹取グラウンドで行われ、関西学院、報徳学園、市立尼崎、甲南の4チームが準決勝に進出した。
 Aシードの関学は左足のキッカー、FB碓井恒平が獲得12トライのゴールキックすべてを成功させるスーパーブーツぶり。84-0で六甲アイランドに大勝した。関学は今年2月の近畿大会予選で19-14、6月の県民大会で10-5と報徳を決勝で連続して下している。この日は雨の中、従来のランニングにキックを交える手堅い攻めで、県内最上位のラグビーを見せた。安藤昌宏監督は「1試合1試合を大切に戦うだけです」と話していた。
 Bシードの報徳はFB山村知也の高校生離れした大きなステップなどを軸に11トライ。61-0で加古川西を圧倒した。それでも、西條裕朗監督は「まだチームとして完成していない。ミスもあった」と辛口評価だった。
 Dシードの市尼崎は38-21で神戸甲北を、ノーシードの甲南はCシードの科学技術を18-14でそれぞれ下した。
 14日の準決勝は、同グラウンドで午前11時キックオフ。関学×市尼崎、報徳×甲南の順で行われる。

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