宿敵NZに挑む南ア先発は準々決勝と同じ マットフィールド回復でベンチ入り
2大会ぶり3回目のワールドカップ優勝をめざし、10月24日(英国時間)にトゥイッケナムでおこなわれる準決勝でニュージーランド代表と対戦する南アフリカ代表が試合登録選手23名を発表した。
スターティングメンバー15人は先週末の準々決勝(ウェールズ戦)とまったく同じ顔ぶれだ。
ここまでチーム最多となる60回のタックルを放っているLOルード・デヤハーは、足の腱を負傷して出場が心配されていたが、先発。準々決勝中にアクシデントで仲間のFLフランソワ・ローに右手を踏まれ裂傷していたHOビスマルク・デュプレッシーもスタメンでプレーする予定だ。
リザーブメンバーの変更は1人。プールステージのサモア戦で太もも裏を痛め、その後3試合連続で欠場していた38歳のLOヴィクター・マットフィールド副将がようやく回復し、ベンチに入る。
23人中8人が2007年のワールドカップ優勝を経験しているベテランだ。
スプリングボックスという愛称を持つ南アフリカ代表と、オールブラックスと呼ばれるニュージーランド代表のこれまでの対戦成績は、オールブラックスが52勝3分35敗とリードしており、この4年間でスプリングボックスが勝ったのは昨年10月に地元ジョハネスバーグで挙げた1勝のみ。しかしワールドカップではスプリングボックスが2勝1敗(1995:決勝 ○15-12/1999:3位決定戦 ○22-18/2003:準々決勝 ●9-29)と勝ち越しており、南アの男たちは自信を持って大勝負に臨む。
1.Tendai Mtawarira 2. Bismarck du Plessis 3. Frans Malherbe 4. Eben Etzebeth 5. Lodewyk de Jager 6. Francois Louw 7. Schalk Burger 8. Duane Vermeulen 9. Fourie du Preez(主将) 10. Handre Pollard 11. Bryan Habana 12. Damian De Allende 13. Jesse Kriel 14. JP Pietersen 15. Willie le Roux
〔控え選手〕
16. Adriaan Strauss 17. Trevor Nyakane 18. Jannie du Plessis 19. Victor Matfield 20. Willem Alberts 21. Ruan Pienaar 22. Pat Lambie 23. Jan Serfontein