福岡、アイブスらがスコットランド戦先発! 8番はマフィ
南アフリカ代表から大金星を挙げて目標のラグビーワールドカップ準々決勝進出へ大きく前進した日本代表は、あさって23日に英国・グロスター(キングスホルム)で欧州の古豪・スコットランド代表と対戦する。エディー・ジョーンズ ヘッドコーチはその試合の先発に、WTB福岡堅樹、LOアイブス ジャスティンを初起用する。
南アとの激闘から中3日とハードな日程ということもあり、スターターは前試合から6人変更。プロップは稲垣啓太と山下裕史が先発し、NO8には南ア戦途中出場で勢いをつけたアマナキ・レレイ・マフィが入る。立川理道はSOに移動し、12番でコンビを組むのは田村優。世界に通用するスピードを持つといわれる福岡は左WTBに入り、前の試合で11番だった松島幸太朗は右WTBで暴れる。
リザーブはFW6人、BK2人。LOとFLでプレーできる34歳の伊藤鐘史はベンチで待機し、自身にとって初のワールドカップの出番に備える。歴史的トライを挙げたカーン・ヘスケスも2試合連続で登録メンバーに入った。
日本が南アに勝ったため、最新世界ランキングでは日本11位、スコットランド12位となったが、2年前にマレーフィールドで対戦したときは17-42でスコットランドに大敗しており、手強い相手であることは間違いない。
9月19日にブライトンで起きた世紀の番狂わせ後、多くの代表指揮官やメディアは「ジャパンが成し遂げたことはティア1の国(南ア、スコットランドなど世界トップグループとされる国)にとっては目覚ましコールとなった」と語っており、スコットランドが警戒度を増して日本代表に挑んでくるのは間違いない。
1.稲垣啓太 2.堀江翔太 3.山下裕史 4.トンプソン ルーク 5.アイブス ジャスティン 6.リーチ マイケル(主将) 7.マイケル・ブロードハースト 8.アマナキ・レレイ・マフィ 9.田中史朗 10.立川理道 11.福岡堅樹 12.田村優 13.マレ・サウ 14.松島幸太朗 15.五郎丸歩
〔リザーブ〕
16.木津武士 17.三上正貴 18.畠山健介 19.真壁伸弥 20.伊藤鐘史 21.ツイ ヘンドリック 22.日和佐篤 23.カーン・ヘスケス