各国代表 2015.07.26

オーストラリアが南米で快勝! 4年ぶりの南半球王座奪還に前進

オーストラリアが南米で快勝! 4年ぶりの南半球王座奪還に前進

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アルゼンチン戦前の国歌斉唱で気持ちを高める豪代表のスケルトン(左)とケプ
(Photo: Getty Images)

 南アフリカ代表を倒して勢いに乗る世界ランキング5位のオーストラリア代表が、ラグビーチャンピオンシップで2連勝となり、4年ぶりの南半球タイトル獲得に望みをつないだ。日本時間26日、オーストラリア代表はアルゼンチンのメンドーサで同国代表と対戦し、34-9で快勝。前半は8-6と競ったが後半に突き放し、計4トライでボーナスポイントを獲得している。

 オーストラリアは前半16分、キックレシーブからのカウンターでWTBジョー・トマニが先制トライ。PGで差を広げたあと、58分(後半18分)には途中出場のFLディーン・マムが右タッチライン沿いを力強く駆け上がり、ディフェンダーを次々かわしてゴールに持ち込んだ。

 アルゼンチンは何度かチャンスメイクする場面もあったがオーストラリアの堅守を崩せず、66分には敵陣深くでのラインアウトをスチールされ、トライを挙げることはできなかった。オーストラリアのBKクウェイド・クーパーがイエローカードをもらい、アルゼンチンは数的有利な状況になりながらもその10分間で自分たちが反則を重ね、流れを変えることができなかった。

 77分にCTBテヴィタ・クリンドラニがトライを挙げて勝負を決めたオーストラリア。直後のリスタートでもボールを確保して自陣からボールを回し、FBイズラエル・フォラウが大きくゲインしてCTBカートリー・ビール、WTBアダム・アシュリー=クーパーとつながり、チーム4トライ目が生まれた。

 ワールドカップイヤーのため、今年のラグビーチャンピオンシップは1回戦総当たりで王者を決める。2勝0敗となったオーストラリア代表は、同じく全勝のニュージーランド代表と優勝をかけて、8月8日にシドニーで激突する。南アフリカ代表は同日、地元ダーバンでアルゼンチン代表と最終節を戦う。

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