海外 2015.07.26

韓国大会 社会人はポスコ建設が優勝、ソウル大付属中は今季国内3冠達成

韓国大会 社会人はポスコ建設が優勝、ソウル大付属中は今季国内3冠達成

 韓国の「第26回大統領旗全国種別ラグビー大会」が7月17日から26日まで全羅南道康津(カンジン)で開催された。
 一般(社会人)は、昨年優勝の三星重工業が解散で不参加となって初めての大会だ。韓国電力、ポスコ建設、尚武(韓国軍体育部隊)が参加して総当りのリーグ戦を実施。7月22日の大会3日目、ポスコ建設は計5度目の逆転の末に韓国電力を38-32で下し、2戦2勝で優勝を決めた。

 大学Aは決勝(22日)で高麗大と慶煕大(キョンヒ)が対戦し、慶煕が34-20で優勝した。

 高校は14チーム、中学は9チームがトーナメントを戦った。ソウル大附属高と中は今シーズン、春季リーグと忠武旗大会で2冠を獲得しており、3度目の兄弟Vを狙った。
 しかし、ソウル大附属高は準決勝でミョンソク高に敗退。26日の高校決勝ではミョンソク高と古豪・養正高(ヤンジョン)が対戦し、13-8で養正高が優勝を決めている。前半は5-5で折り返したが、養正が後半12分にCTB金ソンホのトライでリード、26分にはCTBシン・ヒョンソンがPGを決めて13-5と差を広げ、ミョンソクの最後の攻めを1PGに抑えた。

 中学決勝戦は、3冠をかけたソウル大附属中と、昨年もこの大会決勝進出の延壽中(ヨンス)がぶつかった。7-7で折り返し、後半にソウル大附属がCTBチョン・ダフンの2本目のトライなど3トライを挙げ、24-7とする。延壽の反撃はLO李ゴンヨンのトライにとどまり、24-12でソウル大附属中が今季3冠を遂げた。

(文:見明亨徳)

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