男子フランスもリオ五輪出場決定！　欧州予選シリーズ18戦全勝

　男子7人制フランス代表が2016年夏季オリンピック予選を兼ねた「ヨーロッパ セブンズグランプリシリーズ」で優勝し、リオデジャネイロ行きの切符を獲得した。
　グランプリシリーズ第1ラウンドのモスクワ大会（ロシア）、第2ラウンドのリヨン大会（フランス）を制していたフランスは、7月11、12日にエクセター（イングランド）でおこなわれた最終ラウンドでも負けなし、シリーズ18戦全勝という圧倒的強さで完全優勝を遂げた。

　6月には、フランス女子も欧州予選で1位となり、来年のオリンピック出場を決めている。

　ヨーロッパ男子セブンズグランプリシリーズ総合2位のスペインは、世界最終予選でリオ五輪出場権獲得をめざす。世界最終予選にはヨーロッパから4チームが参加できることになっており、残り3枠をかけて、ロシア、ドイツ、ポルトガル、ベルギー、リトアニア、ジョージア、イタリア、ルーマニア、ポーランド、ウクライナ、ラトビア、アイルランドの12チームが、同地区の敗者復活大会（7月18、19日／リスボン）で戦う。

　リオ五輪に出場できるセブンズ代表は男女とも12チームずつで、男子は8チームが決定。開催国ブラジルのほか、昨季セブンズワールドシリーズで総合4位以内に入ったフィジー、南アフリカ、ニュージーランド、英国、南米予選1位のアルゼンチン、北米・カリビアン地区を制したアメリカも出場を決めている。