海外
2015.06.20
南ア代表NO8スピースが仏モンペリエ加入! W杯後は短期間日本でプレーへ
ピエール・スピース(Photo: Getty Images)
南アフリカ代表(スプリングボックス)で53キャップを持ち、スーパーラグビーではブルズの中心選手として3回の優勝に貢献したNO8ピエール・スピース(30歳)が、フランスのモンペリエと来季契約を結んだことが明らかになった。19日、『ミディオランピック』など複数の海外メディアが報じた。
南ア代表ヘッドコーチとして2007年ワールドカップで優勝を遂げたジェイク・ホワイトがモンペリエの現指揮官ということもあり、シャークスの人気選手だったデュプレッシー兄弟(PRヤニー、HOビスマルク)や、ストーマーズのSOデメトリ・カトラキリスなども含め、これで9人の南ア出身選手が同チームの来季新戦力となる。
ブルズは今季スーパーラグビーの最終戦前に、スピース主将を含む7選手の退団を認めていた。「ブルズは私と来季契約を結ぶつもりはないと言った」とミディオランピック紙に語ったスピース。「ちょうどその頃、ジェイク・ホワイトから電話をもらった。スプリングボックスで彼と出会い、彼が世界最高のリーダーであることは知っている。私はすぐに『イエス』と返事したよ」
上腕二頭筋の負傷で約1年半苦しみ、2013年6月のテストマッチ以来、スプリングボックスではプレーしていないが、9月18日開幕のラグビーワールドカップ出場をめざしている。
そしてワールドカップ後は、モンペリエに加わる2月頃までの約3か月間、日本でプレーすると見られている。