ワールドカップ 2015.06.02

オールブラックスの若きLO、手術決断でワールドカップ断念

オールブラックスの若きLO、手術決断でワールドカップ断念

PT

パトリック・トゥイプロトゥ(Photo: Getty Images)

 ワールドカップ連覇を狙うオールブラックスの候補選手から、22歳の大型ロックが脱落した。昨年、ニュージーランド代表デビューを果たし、これまでテストキャップ7つを重ねてきたブルーズのパトリック・トゥイプロトゥだ。彼の所属チームは2日、腰を痛めていたトゥイプロトゥが手術を受ける決断をしたと発表した。ニュージーランドラグビー協会とも話し合い、治療で回復をめざすことも検討されたが、将来を考えて手術がベストの選択となった。
 年内のプレーは絶望的で、当然、9月18日から10月31日までイングランドで開催される第8回ラグビーワールドカップには参加できない。

 落ち込んだトゥイプロトゥだが、ブルーズの公式サイトで前向きなコメントを発表している。
「私はまだ22歳だ。今後、ワールドカップには2回以上出られる可能性がある。手術を受けて、きちんとリハビリをして、より強く、より良い選手になって復活したい」
 2019年こそは。4年後に日本で開催される最高舞台をめざし、また歩き始める。

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