ワールドシリーズＮＺ大会　日本は初日３連敗、下位トーナメントへ

　HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015の第4ラウンド、ニュージーランド大会（ウェリントンセブンズ）が2月6日に開幕し、男子セブンズ日本代表は初日のプールステージで3戦全敗だった。

　アメリカとの第1戦は、レメキ ロマノ ラヴァ（ホンダ）の好走で先制したものの、来年のオリンピックへ向けて強化の成果が出てきたアメリカに6連続トライを奪われ、5-40で大敗した。
　第2戦は、シーズンランキング現在1位の南アフリカに挑み、善戦したが、7-24で惜敗。序盤、ゴール前で攻めるもノックオンで先制チャンスを逃し、堅守を続けていたが、経験豊富な南アに4度ゴールラインを割られた。ディフェンス以外にもラインアウトスチールなど好プレーはあったが、ブレイクダウンはやや劣勢だった。
　フランスとの第3戦も17-35と残念な結果に終わったが、ボールを継続してトライを奪い、松井千士（同志社大2年）らの鋭い走りが会場を沸かせた。

　プールA最下位となった日本は、各組の下位チームによるトーナメントに進み、7日（最終日）におこなわれるボウル準々決勝ではプールD3位のアルゼンチンと対戦する。