国内 2014.12.23

釜石シーウェイブスがトップリーグ昇格へ前進! チャレンジ2突破!

釜石シーウェイブスがトップリーグ昇格へ前進! チャレンジ2突破!

SW

 釜石シーウェイブスRFCが、悲願のトップリーグ昇格に一歩前進した。
 三地域リーグ(イースト・ウェスト・キュウシュウ)の2位チームによるトップリーグ昇格をかけた最初の戦い、“トップチャレンジ2”の最終戦が、12月23日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれ、釜石シーウェイブス(トップイーストDiv.1)が34−24で中国電力(トップキュウシュウA)に競り勝った。
 釜石シーウェイブスは14日に大阪府警察(トップウェストA)を下しており、2勝0敗で1位が確定。次は、三地域リーグの優勝チームが待つ“トップチャレンジ1”へ進む。

 釜石シーウェイブスは、全国社会人大会と日本選手権で7連覇を達成した新日鉄釜石ラグビー部の誇りと歴史を受け継ぎ、2001年、岩手県釜石市に根ざしたクラブチームとして誕生。東日本リーグのトップイーストに所属し、サポーターの温かい志や多数の企業団体スポンサーの支援もあり、クラブは発展してきた。2011年の東日本大地震で被災した人々にとっても希望的存在であり、日本最高峰のトップリーグ入りという目標に向かって突き進む。

 主力選手には、キャプテンのNO8須田康夫をはじめ、神戸製鋼の人気選手だった元日本代表のLO伊藤剛臣や、トヨタ自動車から移籍してきた現日本代表のLO/FLヘイデン・ホップグッド、元サモア代表主将のCTBセイララ・マプスア、元オーストラリア代表のSOサム・ノートンナイトなどがいる。

 トップチャレンジ1は来月12日に開幕。三菱重工相模原ダイナボアーズ(イースト1位)、Honda HEAT(ウェスト1位)、九州電力キューデンヴォルテクス(キュウシュウ1位)、そして釜石シーウェイブスの4チームが総当たり戦をおこない、このなかで1位になったチームがトップリーグ自動昇格となる。もし2〜4位になってもチャンスは続き、今季トップリーグ下位チームとの入替戦に回って、勝てば昇格となる。

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