女子 2014.12.19

女子ラグビーワールドカップ2017 日本はアジア&最終予選突破で出場権

女子ラグビーワールドカップ2017 日本はアジア&最終予選突破で出場権

2014

大観衆で盛り上がった女子ラグビーワールドカップ2014フランス大会
(Photo: P Charlier/World Rugby)

 世界のラグビーの統括団体であるワールドラグビー(World Rugby)が、2017年に開催する「女子ラグビーワールドカップ 2017」の予選フォーマットを発表した。
 女子ラグビーワールドカップの第7回大会は今年、フランスで開催され、イングランドの20年ぶりの優勝で幕を閉じたばかりだが、オリンピックおよびラグビーワールドカップセブンズの開催時期を考慮し、次回は2017年の開催となり(開催地は2015年5月に決定予定)、2017年以降は4年ごとの開催予定となっている。

 2017年大会に出場できるのは、これまでと同じ12チーム。2014年大会で上位に入ったイングランド、カナダ、フランス、アイルランド、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリアには自動的に出場権が与えられ、残り5枠を予選で争う。

 女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)は、2002年の第4回大会を最後に、ワールドカップには出場していない。2006、2010、2014年大会のアジア予選ではカザフスタンに敗れて涙をのんでおり、15年ぶりのワールドカップ出場権獲得を目指す。

【女子ラグビーワールドカップ2017】 ※ 出場12チーム

■出場決定チーム(7チーム)
イングランド、カナダ、フランス、アイルランド、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア

■予選フォーマット(出場枠:5)

●欧州女子6か国対抗(2チーム)
 2015、2016年のヨーロッパの強豪6か国による対抗戦で、すでに本大会出場が決まっているイングランド、フランス、アイルランドを除く3チーム(イタリア、スコットランド、ウェールズ)のなかで、総合成績上位2チームが出場権を得る。

●欧州女子6か国対抗最下位×欧州地区予選優勝チームのプレーオフ(1チーム)
 2015、2016年のヨーロッパ女子6か国対抗戦で総合成績が最下位になったチーム(出場決定チームを除く)と、ヨーロッパ地区予選の優勝チームがホーム&アウェイ方式でプレーオフをおこない、勝ったチームが出場権を得る。

●南アフリカ×オセアニア地区×アジア地区の最終予選(2チーム)
 南アフリカ、オセアニア地区(1チーム)、アジア地区(2チーム)の代表で最終予選をおこない、成績上位2チームが出場権を得る。

※ オセアニア地区とアジア地区の予選の詳細については今後発表

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