南アＭＶＰ受賞選手、スコットランド代表入りへ　Ｗ杯直前に資格

　来年のラグビーワールドカップで日本代表と激突するスコットランド代表に、南アフリカ出身の強力なバックローワーが加わる可能性が出てきた。スコットランドのプロクラブチームであるグラスゴー・ウォーリアーズが4日、2012年に加入したFL/NO8ジョシュ・ストラウスと2017年5月末までの新たな2年契約を結んだと発表。前回のワールドカップで初めて8強入りを逃した欧州の古豪が復活への新たな戦力として期待しているひとりが、この男だ。
　身長196センチ、体重114キロのストラウスは現在28歳。2011年に南ア国内最高峰選手権のカリーカップで大会最優秀選手に選ばれ、スーパーラグビーのライオンズで主将を務めた実力者だが、南ア代表の経験はない。来年9月に、36か月間継続居住の条件をクリアしてスコットランド代表入りの資格を得るため、母国メディアも注目している（RWC2015では南アもスコットランド、日本と同組）。もしワールドカップスコッド入りとなれば、ジャパンにとって最大のターゲットともいえるスコットランド代表がパワーアップするのは間違いない。