海外
2014.11.12
日本の高校生と交流した豪州の大型CTB 17歳でレッズと契約!
スーパーラグビーチームのレッズ(オーストラリア)は今月9日、18歳の誕生日を翌日に控えたゴールデンボーイ、キャンベル・マグネイと、3年契約を結んだと発表した。身長195センチ、体重98キロの大型CTBで、今年新設された国内大会のNRC(ナショナルラグビーチャンピオンシップ)で活躍していた。ディフェンスでは激しく、力強いランニングやオフロードスキルなど評価が高い。
地元メディアの『ABC』によれば、ラグビーリーグ(13人制)の強豪であるブリスベン・ブロンコスもマグネイ獲得に動いていたという。
実は昨年、セント ジョセフス ナッジー カレッジの一員として来日し、サニックス・ワールドラグビーユース交流大会で東福岡高校、國學院久我山高校、常翔学園高校などと対戦している。高校オーストラリア代表にも選ばれ、レッズはそのときからマグネイに注目していたという。育成プログラムでしっかり高い技術を習得させ、レッズの質の高い選手たちと一緒に練習させながら彼の才能を伸ばしていく予定だ。
17歳最後の日にレッズ入団が正式発表され、「夢が叶った」と喜びを語ったマグネイ。チームメイトとなるジェームズ・オコナーが持つ、スーパーラグビー出場最年少記録(17歳288日)を更新することはできないが、デイヴィッド・ポーコック、カートリー・ビール、マイケル・フーパー、クウェイド・クーパーなど偉大なオーストラリア代表選手たちのように、18歳で南半球最高峰リーグのスーパーラグビー出場を果たすかもしれない。