セブンズ 2014.09.16

五輪出場権をめぐるバトル! コア昇格の男子日本、WS第1戦は王者と同組

五輪出場権をめぐるバトル! コア昇格の男子日本、WS第1戦は王者と同組

All Blacks 7

日本が挑む7人制最強軍団、オールブラックス・セブンズ(Photo: IRB/Martin Seras Lima)

 2016年夏季オリンピックの出場権がかかる「HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015」が来月11日に幕を開ける。コアチームに昇格した男子セブンズ日本代表もフル参戦できることになり、第1ラウンドのゴールドコースト大会(オーストラリア)から奮闘が期待される。

 そのゴールドコーストセブンズの組分けがおこなわれ、日本は5季連続13回目の総合優勝を狙うニュージーランドと一緒のプールAに入った。2009-2010シーズンにチャンピオンになったことがあるサモアや、昨季ランキング10位のフランスとも同組で競う。出場する16チームは4組に分かれ、各プールで2位以上に入ればカップ準々決勝進出。8強入りを逃しても、成績に応じてポイントが与えられるため、下位トーナメントの戦いも見逃せない。

 来年4月上旬開催の東京セブンズを含め、全部で9ラウンドを戦い、シーズン総合ランキングで4位以上になれば2016年オリンピックの出場権獲得となる。もし、このワールドシリーズでリオデジャネイロ行きの切符を手にできなかった場合は、来年6月以降に開催予定の各地域予選(アジア、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、北米・カリブ、南米で各1枠)、世界最終予選(1枠)でオリンピック出場権を争うこととなる。

<HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015 第1ラウンド プール分け>
■プールA: ニュージーランド、サモア、フランス、日本
■プールB: 南アフリカ、ケニア、ウェールズ、アメリカ領サモア
■プールC: フィジー、オーストラリア、スコットランド、ポルトガル
■プールD: イングランド、カナダ、アルゼンチン、アメリカ

<HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015>
【Round 1】 2014年10月11〜12日/ゴールドコースト大会(オーストラリア)
【Round 2】 2014年12月5〜6日/ドバイ大会
【Round 3】 2014年12月13〜14日/ポートエリザベス大会(南アフリカ)

【Round 4】 2015年2月6〜7日/ウェリントン大会(ニュージーランド)
【Round 5】 2015年2月13〜15日/ラスベガス大会(アメリカ)
【Round 6】 2015年3月27〜29日/香港大会

【Round 7】 2015年4月4〜5日/東京大会(日本)
【Round 8】 2015年5月9〜10日/グラスゴー大会(スコットランド)
【Round 9】 2015年5月16〜17日/ロンドン大会(イングランド)

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