全国高校セブンズ　土佐塾が茗溪倒し１６強入り！　仰星、深谷なども１位通過

　長野・サニアパーク菅平で開催されている「アシックスカップ2014　第1回全国高校7人制ラグビー大会」は、悪天候により順延となっていたプール戦の残り試合が20日におこなわれ、カップトーナメントに進出するベスト16が出揃った。

　プールHでは、高知県の土佐塾が全国的強豪校である茗溪学園（茨城）を33−10で下し、同組1位で16強入り。プールOのトップ通過をかけた東海大仰星（大阪）と長崎北陽台の戦いは、北陽台が試合終了間際に2点差に迫るトライを挙げたものの、ゴールキックが外れ、12-10で東海大仰星が競り勝った。
　プールLでは、深谷（埼玉）、光泉（滋賀）、倉敷工業（岡山）が1勝1敗の勝点4で並び、総得点により、1位：深谷、2位：光泉、3位：倉敷工という順位になった。プールCでも國學院栃木と佐賀工業が19-19で引き分けたため1勝1分の勝点5で並んだが、同組の静岡聖光学院から48点を奪った國學院栃木に対し、佐賀工は同校を相手に56得点したため、佐賀工が1位通過でカップ争いに残った。

　そのほか、御所実業（奈良）、高岡第一（富山）、札幌山の手（北海道）、高鍋（宮崎）、報徳学園（兵庫）、本郷（東京）、春日丘（愛知）、東福岡、鹿児島実業、石見智翠館（島根）、流経大柏（千葉）、新潟工業が各プールで1位となり、大会最終日の21日は優勝カップをかけたノックアウトステージで戦うことが決まった。
　なお、プール戦で2位だったチームはプレートトーナメントへ、プール3位のチームはボウルトーナメントへ進む。