女子
2014.05.21
女子アジア四カ国対抗 女子日本代表は香港に逆転負け
「ARFU 女子アジア四カ国戦 2014」に参戦している女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)は21日、香港のアバディーン・スタジアムで香港代表と対戦し、14-15で敗れた。互いに2トライずつ奪い、14-12と日本がリードしていたものの、残り時間わずかのところで香港がペナルティゴールを決め、逆転した。
サクラフィフティーンは今大会の初戦でシンガポール代表を下しており、1勝1敗となった。24日の最終戦では、今夏の女子ラグビーワールドカップ(フランス大会)に出場するアジアランキング1位のカザフスタン代表に挑む。
<女子日本代表 ヘッドコーチ、キャプテンのコメント>
■有水剛志ヘッドコーチ
テストマッチで勝ち切ることの難しさを感じた。チームをブレイクスルーさせたかったが、ディシプリン(規律)を守れず、ペナルティも多く、レフリングに合わせた修正をすることができなかった。そのなかでも、レッグドライブや連続したディフェンスはしっかりできていた。
次のカザフスタン代表戦に勝つことだけを考え、どうやって気持ちを切り替えるかが鍵になる。今度こそブレイクスルーさせたい。
■伊藤絵美キャプテン
出だしからゲームプランのエリアマネジメントがしっかりでき、ボール支配率も高く優位に立てた。しかし、トライを取る直前の自分たちのペナルティで取り切れないところがあった。後半は、最後の最後に粘り切る力と相手を上回ってリードを保つ精神力、そして、走力が足りなかった。最後のペナルティで終わってしまった。1点差という結果に、キャプテンとして責任を感じている。テストマッチの厳しさを痛感した。
次のカザフスタン戦に向けて自覚を持ち、個々の修正を行って、最終戦はチームが一つになって勝利したい。