女子セブンズWS広州大会 日本のライバル中国は米に勝利! 栄冠はNZへ
「IRB 女子 セブンズ ワールドシリーズ 2013-2014」の第4ラウンドが先週末に中国の広州で開催され、ニュージーランドが今季2冠目を獲得し、総合ランキングで単独トップに立った。
プール3試合で17トライを奪い(被トライ1本)圧倒的強さでカップ準々決勝に進んだニュージーランドは、フランスを42−7で下し、準決勝ではフィジーに26−0で快勝。そしてシリーズ優勝を争うオーストラリアと今季三度目のファイナル対決となり、26−12で制した。
今大会、コアチーム(女子セブンズワールドシリーズにフル参戦できるステータスを与えられたチーム)ではないフィジーが、初の4強入りと健闘。2016年オリンピックのアジア予選で女子セブンズ日本代表(広州セブンズ2014は不参加)の最大のライバルとなるであろう中国は、ボウルトーナメント準決勝でコアチームのアメリカ(今季総合ランキング7位)を17−7で倒し、全12チーム中10位だった。
「IRB 女子 セブンズ ワールドシリーズ 2013-2014」は、第5ラウンドのアムステルダムセブンズ(オランダ大会/5月16〜17日)を残すのみ。総合優勝争いは、現在76ポイント獲得のニュージーランドと、2ポイント差(74)で追うオーストラリアに絞られた。
<女子セブンズワールドシリーズ 2013-14 第4戦 中国・広州大会/トーナメント>
【カップ準々決勝】
・ニュージーランド 42 – 7 フランス
・フィジー 12 – 7 ロシア
・オーストラリア 12 – 5 スペイン
・カナダ 19 – 10 イングランド
【カップ準決勝】
・ニュージーランド 26 – 0 フィジー
・オーストラリア 5 – 0 カナダ
【3・4位決定戦】
・カナダ 26 – 5 フィジー
【カップ決勝(優勝決定戦)】
・ニュージーランド 26 – 12 オーストラリア
【プレート準決勝(5〜8位トーナメント)】
・フランス 10 – 5 ロシア
・イングランド 26 – 0 スペイン
【プレート決勝(5・6位決定戦)】
・イングランド 19 – 0 フランス
【7・8位決定戦】
・スペイン 17 – 0 ロシア
【ボウル準決勝(9〜12位トーナメント)】
・アイルランド 15 – 0 ブラジル
・中国 17 – 7 アメリカ
【ボウル決勝(9・10位決定戦)】
・アイルランド 17 – 7 中国
【11・12位決定戦】
・アメリカ 31 – 0 ブラジル