国内
2014.02.12
ヤマハNO8堀江がトップリーグ新人賞 「接点では負けない」
トップリーグ新人賞に選ばれた堀江恭佑(写真左)とパナソニックの稲垣啓太
(撮影:松本かおり)
(撮影:松本かおり)
12日に都内であった日本最高峰ラグビートップリーグの年間表彰式で、5位のヤマハ発動機からNO8堀江恭佑が新人賞を獲得。ベストフィフティーンにも輝いた。
身長183センチ、体重103キロ。関東大学対抗戦Aの明大では、強靭な体幹を活かした突破とタックルを披露してきた。ルーキーイヤーはリーグ戦全試合に出場。開幕当初は「ディフェンスラインの整備」を期待されていたというが、現在は「ボールキャリー(ランナー)としての技術も教わっている」。信頼感は日増しに高まっている。
新人賞の報せは「先週の前半ぐらいに、社食でお昼を食べている時に聞いた」という本人。「でも、ベストフィフティーンは本当にびっくり」と語る。「実力のあるNO8の方はたくさんいるので…。(特に)パナソニックのホラニ龍コリニアシさん。突破がパワフル。(自身の強みは)あまり浮かばないですけど…接点では負けたくない。タックル、ボールキャリーとも。あと、80分間、走り続ける」。今秋、初招集された日本代表ではオープンサイドFL(背番号7)に挑戦するが、「大学からやっているNO8の方が落ち着く感じはしますけど、代表では7番でも活躍できるようになりたい」と語った。
チームは16日、日本選手権1回戦で早大とぶつかる(東京・秩父宮ラグビー場)。
(文・向風見也)