今季トップリーグＭＶＰはバーンズ！　稲垣啓太と堀江恭佑に新人賞

　ジャパンラグビートップリーグ2013−2014の年間表彰式が12日、東京・明治記念館で開催された。
　トップリーグMVPに選ばれたのは、来日1年目でパナソニック ワイルドナイツの優勝に貢献したSOベリック・バーンズ（元オーストラリア代表）。新人賞は、バーンズのチームメイトであるPR稲垣啓太（関東学院大出身）とヤマハ発動機ジュビロのNO8堀江恭佑（明治大出身）に贈られた。プレーオフトーナメントMVPにはパナソニックのWTB山田章仁が選ばれ、麻生彰久レフリーが最優秀ベストホイッスル賞を受賞している。

　最多トライゲッターは、リーグ戦で17トライを挙げた神戸製鋼コベルコスティーラーズのCTBジャック・フーリー（南アフリカ代表）。サントリーサンゴリアスに所属する元日本代表のCTBニコラス ライアンは得点王（188得点）とベストキッカー（178得点）の2冠に輝き、史上初のリーグ戦通算1000得点を達成して特別賞も贈られた。

　ベストフィフティーンには、優勝したパナソニックから最多の7人が選ばれ、FL西原忠佑は初選出となった。LO大野均（東芝ブレイブルーパス）は8季連続9回目の受賞。

　チーム表彰では、パナソニック ワイルドナイツがフェアプレーチーム賞も獲得し、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、NTTドコモレッドハリケーンズ、ヤマハ発動機ジュビロの3チームはベストファンサービス賞を受賞した。

≪チーム表彰≫

【優勝】
・パナソニック ワイルドナイツ （3季ぶり2回目）　　※ 当時 三洋電機ワイルドナイツ

【準優勝】
・サントリーサンゴリアス

【第3位】
・神戸製鋼コベルコスティーラーズ
・東芝ブレイブルーパス

【フェアプレーチーム賞】
・パナソニック ワイルドナイツ （3季ぶり5回目）

【ベストファンサービス賞】
・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス （初受賞）
・NTTドコモレッドハリケーンズ （初受賞）
・ヤマハ発動機ジュビロ （7季ぶり3回目）

≪個人表彰≫

【トップリーグMVP】
・ベリック・バーンズ （パナソニック／初受賞）

【新人賞】
・稲垣 啓太 （パナソニック）
・堀江 恭佑 （ヤマハ発動機）

【最多トライゲッター】
・ジャック・フーリー （神戸製鋼／初受賞／17トライ）

【得点王】
・ニコラス ライアン （サントリー／7季ぶり2回目／188得点＝2T 44G 30PG）

【ベストキッカー】
・ニコラス ライアン （サントリー／初受賞／178得点＝44G 30PG）

【最優秀ベストホイッスル】
・麻生 彰久 （初受賞）

【ベストホイッスル】
・麻生 彰久 （初受賞）
・大槻 卓 （初受賞）
・戸田 京介 （初受賞）

【プレーオフトーナメントMVP】
・山田 章仁 （パナソニック／3季ぶり2回目）

【ベストフィフティーン】
・PR1　稲垣 啓太 （パナソニック／初受賞）
・HO　堀江 翔太 （パナソニック／2季ぶり4回目）
・PR3　畠山 健介 （サントリー／6季連続6回目）
・LO　ダニエル・ヒーナン （パナソニック／2季ぶり4回目）
・LO　大野 均 （東芝／8季連続9回目）
・FL　ジョージ・スミス （サントリー／3季連続3回目）
・FL　西原 忠佑 （パナソニック／初受賞）
・NO8　堀江 恭佑 （ヤマハ発動機／初受賞）
・SH　日和佐 篤 （サントリー／3季連続3回目）
・SO　ベリック・バーンズ （パナソニック／初受賞）
・WTB　山田 章仁 （パナソニック／2季連続3回目）
・WTB　北川 智規 （パナソニック／2季ぶり6回目）
・CTB　ジャック・フーリー （神戸製鋼／3季連続3回目）
・CTB　マレ・サウ （ヤマハ発動機／2季連続2回目）
・FB　五郎丸 歩 （ヤマハ発動機／3季連続3回目）

【特別賞】 リーグ戦通算1000得点達成
・ニコラス ライアン （サントリー）

【特別賞】 リーグ戦通算100試合出場今季達成選手（達成順）
・廣瀬 俊朗 （東芝）
・若松 大志 （パナソニック）
・オト ナタニエラ （東芝）
・池田 渉 （リコー）
・斉藤 展士 （NTTコミュニケーションズ）
・山本 貢 （キヤノン）
・河野 好光 （リコー）
・高 忠伸 （近鉄）
・滝澤 佳之 （リコー）
・北川 俊澄 （トヨタ自動車）
・箕内 拓郎 （NTTドコモ）
・ニコラス ライアン （サントリー）

【特別賞】
・堀江翔太 （パナソニック）
・田中史朗 （パナソニック）

【功労賞】
・松田 努