海外
2013.10.07
南アに帰った名将ホワイト、シャークスのディレクター就任! 背後にスミット
(ジェイク・ホワイト)
今年、ブランビーズ(オーストラリア)を9季ぶりにスーパーラグビー決勝へ導くという充実したシーズンを送りながら、9月に突然、私的理由でヘッドコーチ職を辞任し、退団したジェイク・ホワイト氏が、母国南アフリカのダーバンを本拠地とするシャークスのディレクターに就任することが明らかになった。7日、同チームが公式に発表した。現地のニュースサイト『IOL』によれば3年契約。今月末から新しい仕事に取り掛かる。
ホワイト氏は、南アフリカ代表ヘッドコーチとして2007年ラグビーワールドカップで優勝を果たした名将。そのときに主将だったジョン・スミット氏がシャークスの現CEO(最高経営責任者)であり、今年6月よりディレクターを務めてきたブレンダン・フェンター氏を短期間で解任しての、“最強コンビ”復活となる。
IRB(国際ラグビーボード)による年間最優秀コーチ賞を2度も受賞したことがあるホワイト氏。分析のスペシャリストであり、南半球最高峰リーグのスーパーラグビーを一度も制したことがないシャークスを、どう変革するか注目される。
なお、シャークスのユースには、元高校日本代表(神奈川・桐蔭学園高出身)のWTB/FB松島幸太朗がおり、彼は現在、南アのU21選手権で奮闘中だ。
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