国内 2013.10.07

147-0! 帝京大、皆が動き、当たり勝って記録的大勝。

147-0! 帝京大、皆が動き、当たり勝って記録的大勝。

WTB磯田泰成と並び6トライを奪った帝京大FLマルジーン・イラウア。(撮影/石橋英生)

 

 

 王者は終始、1対1の局面を圧倒し続けた。日体大の守備網が乱れると、SH流大、SO中村亮土主将らBK陣が連動してスペースを突いた。
 10月6日におこなわれた関東大学対抗戦Aの帝京大×日体大(東京・上柚木公園陸上競技場)。大学選手権4連覇中の帝京大は、昨季の対抗戦Aで6位だった日体大に、今季の最多得点である147-0で完勝した。開幕3連勝だ(日体大は0勝3敗)。

 

 

 帝京大は前半3分にドロップアウトからの連続攻撃でWTB磯田泰成 がノーホイッスルトライを決めると(ゴール成功)、5分、7分と続けて、相手ボールキックオフからのノーホイッスルトライをマーク。19-0とした。結局、ゴールラインを23回も越え、大外で待つ快速WTB磯田、突破役のFLマルジーン・イラウアはそれぞれ6トライずつを記録した。

 

 

 勝った岩出雅之監督は、「ウチにとっては引き締まった部分の多いゲーム」と振り返った。一方、敗れた米地徹部長兼監督は、「対抗戦でこのようなゲームをやってしまい、申し訳ないという思いが強い」と声を絞った。

 

 

 10月20日の東京・秩父宮ラグビー場で帝京大は筑波大と、日体大は明大とそれぞれ対戦する。

 

(文/向 風見也)

 

 

 

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