国内 2013.09.06

パナソニックCTBピーターセンが秩父宮に襲来! 攻守でシャープな動き

パナソニックCTBピーターセンが秩父宮に襲来! 攻守でシャープな動き


JP


JP・ピーターセン
(撮影:BBM)


 



 南アフリカ代表48キャップ(国同士の真剣勝負への出場数)のJP・ピーターセンは今季、日本最高峰のラグビートップリーグ(TL)で6季連続4強入りのパナソニックに加入。チーム内で確かな存在感を示している。



 8月31日、大阪・キンチョウスタジアム。前年度7位・近鉄とのTL開幕節では、後半21分からアウトサイドCTBとして出場した。グラウンドに出て間もなく国内初トライを記録するなど、身長190センチ、体重102キロの巨躯は躍動する。試合終了直前には、自陣からのビッグゲインでWTB山田章仁の得点をアシストした。夏場からの合流とあって仲間からは「まだサインは覚えていないのでは」と指摘されながら、要所で好プレーを連発していた(○ 46−0)。



 開幕前、「日本に来たのはレベルの高い選手になりたかったから」と話していた。27歳。TLに専念することで、母国代表選手としてよりレベルアップしたいと誓うのである。



「この国でスキルを向上させてスプリングボクス(母国代表の愛称)に呼ばれれば、前回南アの代表になった時よりもいい選手としてプレーできると思います。毎週、毎週、チームともフィットしていきたい」



 パナソニックは7日、東京・秩父宮ラグビー場でキヤノンとの第2節に挑む。ピーターセンは2試合連続でベンチ入りの予定だ。


(文・向風見也)


 

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