セブンズ
2013.08.01
7人制ケニア代表に激震! 世界的知将が不満爆発で辞任
ワールドカップ・セブンズ2013で躍動したケニアの選手たちだが、優れた指揮官を失った
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)
2012年5月より男子7人制ケニア代表のヘッドコーチ(HC)を務め、世界的強豪に育て上げたイングランド人のマイク・フライデー氏(41歳)が、ケニアラグビー協会への不満を爆発させて辞任したことが明らかになった。7月31日、現地メディアの『DAILY NATION』などが報じた。
自分たちの仕事に対するあまりに多くの干渉と、チーム強化のための財政的支援の不足に不満を抱き、協会チェアマンあてに書いた手紙には「我々の戦略と計画は断続的に破壊された」などと書かれていたという。彼の参謀で、コンディショニングトレーナーを務めていたニュージーランド人のクリス・ブラウン氏もチームを去る。
7人制イングランド代表HCとして数々の功績を遺したフライデー氏を指揮官に迎え入れたケニア代表は、昨季セブンズ・ワールドシリーズではウェリントン大会準優勝を含めベスト4入り5回(シーズン総合5位)、今年6月のワールドカップ・セブンズでも準決勝に進出するなど、国際大会で優勝争いの常連となっていた。