クルセーダーズが12年連続プレーオフ進出! カーター通算1500得点達成
新たな金字塔を打ち立てたダン・カーター
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
スーパーラグビー第19節の1試合が7月5日にクライストチャーチ(ニュージーランド)で行われ、ホームチームのクルセーダーズが43−15で昨季王者チーフスを下した。クルセーダーズは5トライを奪ったため、勝点4にボーナスポイント1点を上乗せ。10勝5敗として通算勝点を56に伸ばし、12年連続のプレーオフ進出が決定した。なおこの試合で、クルセーダーズのSOダン・カーターはキックで18点を挙げ、前人未到のスーパーラグビー通算1500得点を達成した。
総合順位で首位に立つチーフス(勝点61)と、南アフリカ・カンファレンスを制したブルズ(同59)、それに、オーストラリア勢でトップのブランビーズ(同59)と総合5位レッズ(同54)も、ノックアウトステージへ進めるトップ6が確定しているため、優勝争いに残れるのはあと1枠となった。
現在総合6位のチーターズ(勝点46/残り1試合)、8位ブルーズ(同44/残2試合)、9位シャークス(同42/残2試合)、10位ストーマーズ(同42/残2試合)にそのチャンスがある。チーターズは最終戦で敗れても、休節による4ポイントが加わるため、最低ボーダーラインは勝点50。現在7位のワラタス(勝点44)はあと1試合しか残っておらず、最大でも勝点49までしかいかないため、プレーオフ進出の可能性は消滅している。
<2013 スーパーラグビー 総合順位/7月5日終了時点>
※ 南ア、NZ、豪州の各カンファレンス1位と、その他の上位3チームがプレーオフトーナメントに進出する。
※ 順位決定は、勝点(ポイント)制を採用。全試合終了時点で、勝点の多い順に順位を決める。
※ 各試合の勝点は、勝ちで4点、引き分けで2点、負けは0点。
※ BPはボーナスポイント。4トライ以上挙げると1BP、7点差以内の敗戦でも1BPが加算される。
※ 試合がない節は自動的に4ポイントが加算される(今季は2試合分のみ)。
※ 勝点で並んだ場合、勝利数の多い方が上位。それでも同じ場合は総得失点差で優劣を決める。
<2013 スーパーラグビー 各カンファレンス順位/7月5日終了時点>