NZが11度目のセブンズWS優勝 スコットランドなどコア残留争いへ
グラスゴー・セブンズ決勝でトライを挙げ、南アフリカの優勝に貢献したスティーヴン・ハント
(PHOTO:IRB / Martin Seras Lima)
「HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2012−2013」の第8ラウンド、グラスゴー・セブンズ(スコットランド)が5月4日と5日に行われ、東京セブンズに続いて7人制南アフリカ代表が栄冠を獲得した。“ブリッツボッカ”の愛称で親しまれる男たちは、準々決勝でアメリカを22−5で下し、準決勝ではイングランドに24−17で勝利。決勝はニュージーランドと対戦し、後半8分にコーナル・ヘンドリクスが決定的トライを挙げて28−21で接戦をものにした。
しかしながら、今季ワールドシリーズは今週末のロンドン・セブンズ(第9ラウンド)を残し、シリーズ首位を守ってきたニュージーランドの総合1位が確定。オールブラックス・セブンズは、今季は第3ラウンドのポートエリザベス大会(南アフリカ)しか制していないが、全ラウンドで3位以上に入って確実にポイントを重ね、1999年から始まったセブンズワールドシリーズにおいて3季連続11度目のシーズンチャンピオンとなった。
なお、第8ラウンドを終了した時点で、今シリーズランキングが13位以下となったコアチームのスコットランド(13位)、ポルトガル(14位)、スペイン(15位)は、来季ワールドシリーズのフル参戦権がかかる「コアチーム残留・昇格決定大会」に出場することとなり、5月11日と12日にロンドンで、香港(アジアシリーズ王者)や予選大会を勝ち抜いてきたジンバブエ、トンガ、ロシア、グルジアとともに、来季コアチーム入りの3枠を争う。
<HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2012−2013 総合ランキング>
グラスゴー・セブンズ8強入りで今季ランキング12位以上が確定し、コアチーム残留となったアメリカ
(PHOTO:IRB / Martin Seras Lima)