セブンズ
2013.04.07
YC&ACセブンズは流経大が初優勝! 留学生コンビらが駆け回る!
YC&ACジャパンセブンズで初優勝した流経大
(撮影:向風見也)
神奈川・横浜のカントリー&アスレチッククラブで7日に行われた「第54回YC&AC JAPAN SEVENS」に16チームが出場。1回戦勝者によるチャンピオンシップトーナメントは、昨季の関東大学リーグ戦1部で2位だった流経大が初優勝した。
決勝戦では同じリーグ戦の昨季王者、東海大を51−17で圧倒。高森一輝主将はフィジカル勝負で身体を張り、司令塔の合谷和弘は果敢な仕掛けを繰り返した。突破役を担ったのはリサレ・ジョージ、リリダム・ジョセファという2人の留学生だった。この日指揮を執った中村龍一コーチによれば、メンバー構成は「現時点、トップ(15人制の先発)で出られる選手」が軸。同コーチは「セブンズの練習は週に1回程度。いまは(15人制の強化の一環で)ハンドリングなどの細かいスキルをずっとやっている。それで、今日もミスなくできた」と振り返った。
今季のリーダーである高森主将は、15人制ではFLやNO8を担う。この日は「こぼれ球を拾うこと、サポート…。15人制のFLの仕事をやって行こうと思いました」。連戦の疲れから、ファイナルマッチを前に「満身創痍だった」が、「最後まで(気持ちが)折れなかった」ことを勝因に掲げた。殊勲のリリダムは、再三にわたる自身のラインブレイクを、「チームがひとつになって戦ったからできたプレー」と語る。
優勝決定後の記念撮影。皆、歴史を塗り替えるという意味で「ヒストリー」と叫んだ。
(文・向風見也)