国内 2013.02.02

日本選手権開幕! 帝京大、神戸製鋼などが2回戦進出

日本選手権開幕! 帝京大、神戸製鋼などが2回戦進出

 第50回日本ラグビーフットボール選手権大会は2月2日、東京・秩父宮ラグビー場と大阪・近鉄花園ラグビー場で開幕し、コカ・コーラウエスト、神戸製鋼、帝京大、パナソニックが1回戦を突破した。



 トップチャレンジシリーズを制して来季トップリーグ昇格を決めているコカ・コーラウエストは、全国大学選手権2位で初出場の筑波大と対戦し、47−15と圧倒。前半ノートライだった筑波大は、後半にSH内田啓介とPR古賀太貴がゴールラインを越えたが、社会人の壁は厚かった。
 大学チャンピオンの帝京大は、クラブ王者の六甲ファイティングブルから19トライを奪い、115−5と大勝した。悲願の日本選手権勝利はならなかった六甲ファイティングブルだが、フルタイムを告げるホーンが鳴るなか粘り強くつなぎ、WTBトケ・シオネが左サイドを突破してインゴールに走り込み、部員全員の思いを実らせた。
 今季トップリーグ4強の神戸製鋼は、ワイルドカードトーナメントを勝ち上がってきたトヨタ自動車に20−5で勝利。トヨタは好機を作るもハンドリングエラーが目立った。
 前身の三洋電機ワイルドナイツが2009年度大会を制して以来、3季ぶり4回目の日本選手権優勝を狙うパナソニックは、56−14でヤマハ発動機を下している。ラインアウト後のモールドライブ、ターンオーバーからのカウンターアタック、FW突進などで前半だけで30点差をつけ、勝負を決めた。



 2回戦は2月10日に秩父宮ラグビー場で開催。打倒トップリーグチームを目標にこの一年間力をつけてきたコカ・コーラウエストは神戸製鋼と対戦し、帝京大はパナソニックに挑む。


 

PICK UP