各国代表
2012.12.12
ウエールズ代表の司令塔プリーストランド アキレス腱断裂で半年離脱へ
故障者続出のウエールズ代表。SOプリーストランド(中央)離脱で来年も厳しい年に
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
シックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)で連覇を狙うウエールズ代表だが、22キャップを持つSOリース・プリーストランドがアキレス腱を断裂し、同大会を欠場することが濃厚になった。11日、所属するスカーレッツが発表した。
25歳の司令塔は先週土曜日のハイネケンカップ第3節、エクセター・チーフス戦で左のアキレス腱を負傷し、後半早々に担架で運ばれていた。そして、11日に手術を行ったという。
2011年ワールドカップでは5試合に出場(4試合先発)し、ウエールズ代表にとって24年ぶりとなる準決勝進出に貢献した。4年に一度結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの候補選手でもあるプリーストランドは、来年6月にオーストラリア遠征するそのドリームチームに選出されるためにも、2月、3月開催のシックスネーションズでアピールする必要があるが、戦列復帰まで約半年かかるとみられており、厳しい状況になった。