国内 2012.12.08

サントリーが開幕から10連勝 東芝との激闘制しプレーオフ一番乗り

サントリーが開幕から10連勝 東芝との激闘制しプレーオフ一番乗り

 トップリーグ第10節の3試合が12月8日に行われ、サントリー、近鉄、NECが勝利を収めた。連覇を目指すサントリーは勝点を48に伸ばし、今シーズンの4位以上が確定。一番乗りでプレーオフ進出を決めた。
 開幕から負け知らずのサントリーは東京・味の素スタジアムで、府中のライバルである東芝を15−14で下し、全勝をキープした。WTB長友泰憲のトライでサントリーが先制し、前半を10−3とリードして折り返したが、東芝はSOデイビッド・ヒルがペナルティゴール(PG)を2本追加したあとの後半21分、粘り強くつないでCTB仙波智裕のトライで逆転する。しかし6分後、テンポよく攻め上がったサントリーはFB竹本竜太郎のゲインなどで敵陣深くに入ると、最後はWTB小野澤宏時が左隅に飛び込み、再びリードを奪った。試合終了2分前、東芝は逆転PGのチャンスをつかんだが、途中出場SO森田佳寿のショットは左へ外れ、サントリーが激闘を制した。
 静岡・ヤマハスタジアムでは、近鉄が35−28でヤマハ発動機に勝利。28−28で迎えた試合終了間際、SO重光泰昌が決勝トライを挙げて、後半戦を2連勝とした。
 そして、千葉のフクダ電子アリーナではNECが29−6でNTTコミュニケーションズに快勝。WTBネマニ・ナドロは2トライを挙げ、トライランキングの暫定トップに立った。


 

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