日本女子も強豪国と対戦へ　今月末から女子セブンズワールドシリーズ開幕

優勝候補のカナダ（左）とイングランド。世界の強豪国も前進している
（撮影：Manuel Queimadelos, HKRFU）

　2013年のワールドカップ・セブンズ出場を決め、2016年にはオリンピックでのメダル獲得を目指す女子７人制日本代表だが、来年早々には国際ラグビーボードが新設した「ＩＲＢ 女子セブンズ ワールドシリーズ」で世界の強豪に挑む。
　女子７人制代表によるこのワールドサーキットは、世界トップ６のオーストラリア、ニュージーランド、イングランド、オランダ、カナダ、アメリカを中心に展開されることになっており、その“コアチーム”に招待国を加え、初年度の2012−13シーズンは全４ラウンドが行われる。第１戦は今月末にドバイ（ＵＡＥ）で開幕。ＩＲＢによれば、日本は２月上旬にヒューストン（アメリカ）で開催される第２ラウンドに、トップ６カ国、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、ロシア、トリニダード・トバゴとともに参戦する予定だ。
　このたび、大会公式サイト（http://wsws.irb.com）が開設され、映像や音声などでも世界最高峰女子７人制ラグビーを楽しむことができるようになった。また、ＹｏｕＴｕｂｅのＩＲＢ公式チャンネルでも女子セブンズワールドシリーズのハイライトが配信される予定なので、ぜひチェックを。
　なお、開幕ラウンドにはアジアから中国が出場することとなり、１年前のドバイでＩＲＢチャレンジカップを制したカナダと、オセアニア王者のニュージーランド、そして2013年ワールドカップ開催国で強化が進むロシアとともにプール戦を戦う。

＜ＩＲＢ 女子セブンズ ワールドシリーズ 2012−2013＞

・第１戦： 2012年11月30日〜12月１日／ＵＡＥ（ドバイ）
・第２戦： 2013年２月１〜２日／アメリカ（ヒューストン）
・第３戦： 2013年３月30〜31日／中国（広州）
・第４戦： 2013年５月17〜18日／オランダ（アムステルダム）

・ラグビーワールドカップ・セブンズ： 2013年6月28〜30日／ロシア（モスクワ）