2015年ラグビーワールドカップ　南米でも予選キックオフ

　カリブ、アジア、アフリカに続き、今週末から南米でも2015年ラグビーワールドカップ予選が始まる。夢舞台が用意されるイングランドを目指し、９日、ベネズエラ代表（世界ランキング53位）が地元バレンシアでコロンビア代表（同74位）と対戦、パラグアイ代表（同40位）はペルー代表（同63位）と初戦でぶつかることになった。上記４カ国はいずれも、ワールドカップ出場の経験はない。
　この南米Ｂ予選から勝ち上がった１チームは、カリブ予選を通過したバミューダと今年10月にプレーオフを行う予定。さらに階段を上がれば、ブラジル、チリ、ウルグアイなど南米上位チームや、アメリカ、カナダといったワールドカップ常連国との対戦が待っている。
　ちなみに、北米、中米（カリブ）、南米をあわせて、アメリカ地区代表として2015年ワールドカップに出場できるのは２チームのみ。同地区の最終プレーオフで敗れた国は、敗者復活戦に回る。ちなみに、前回（2011年）大会でベスト８に残ったアルゼンチン代表は予選免除となっており、自動的に2015年大会の参加資格を得ている。