アジア・セブンズシリーズ第1戦 ボルネオ大会は日本男子が連覇!
アジア・セブンズシリーズ開幕 ボルネオ大会を制したのは坂井克行キャプテン率いる日本
(写真提供:アジアラグビー協会)
HSBCアジア・セブンズシリーズの第1戦「ボルネオ・セブンズ」は9月2日に順位決定戦が行われ、男子7人制日本代表が香港との決勝戦を33−22で制し、優勝に輝いた。昨年は選抜チームが栄冠を獲得しており、日本の連覇となった。
準々決勝でフィリピンと対戦し、53−5と力の差を見せつけた日本は、中国との準決勝にも38−5と快勝。決勝戦は、前半に3トライを奪われ12−17と香港にリードされたものの、後半開始早々に羽野一志が逆転につながるトライを獲得。終盤にも羽野とシオネ・テアウパがゴールラインを越えて、接戦を制した。
瀬川智広ヘッドコーチは「チームは結成したばかりで、コミュニケーションや戦術理解などまだまだの部分はありますが、一戦一戦成長してくれました。アジアのライバルである香港との試合では、選手はあきらめることなく、チームが意図するブレイクダウンを多く作りながら、スペースにボールを動かすラグビーをできたと思います。まだシリーズ第1戦なので、次の上海セブンズに向けて頑張りたいと思います」と、日本ラグビー協会を通じて喜びの声を発表。
坂井克行キャプテンは、「今回の目標であった大会優勝を達成できたことには満足していますが、同時に課題も多く見つかった大会なので、しっかり次に向けて修正していきたいと思います。自らのペナルティでリズムを崩してしまうところがありましたが、修正して、自分たちのラグビーを信じてやり切ることができました。とにかく仕掛けて、ボールをキープしてアタックするというスタイルを継続できたことは、チームが成長した証だと思います」とコメントした。
アジア・セブンズシリーズの第2戦「上海セブンズ」は、9月22日に開幕する。