豪州とトンガの男子７人制代表　2013セブンズＷ杯出場決める

パプアニューギニアとクック諸島に苦戦したトンガだが、Ｗ杯セブンズ出場権獲得
（撮影：Manuel Queimadelos ／ 写真提供：HKRFU）

　来年６月28日にロシア（モスクワ）で開幕する「2013 ラグビーワールドカップ・セブンズ」の予選を兼ねたオセアニア・セブンズ（男子）が、８月25日と26日にシドニーで行われ、オーストラリアとトンガが出場権を獲得した。
　2012年東京セブンズのチャンピオンでもある男子７人制オーストラリア代表は、サモアとの決勝戦に12−７で逆転勝ちし、優勝。前回（2009年）のワールドカップ・セブンズでベスト４だったサモアは自動的に本大会出場を決めているため、クック諸島との３位決定戦を19−17で制したトンガが、モスクワ行きの切符をつかんだ。2001年大会以来のワールドカップ出場を目指したクック諸島だったが、前半の10点リードを守ることはできなかった。
　今週末はカナダの首都オタワでも「北米・カリブ予選」が行われており、男子２チーム、女子１チームが新たに決まる。

≪2013 ワールドカップ・セブンズ 予選≫

※ 男子の本大会出場は24チーム（予選免除９カ国とヨーロッパ代表、オセアニア代表は決定）

※ 地区予選 【代表枠】／予選開催日（開催地）　

●北米・カリブ【２】 ／ 2012年８月25〜26日（カナダ・オタワ）
●アフリカ【２】 ／ 2012年９月28〜30日（モロッコ・マラケシュ）
●アジア【３】 ／ 2012年11月２〜３日（シンガポール）
●南米【１】 ／ 2013年２月23〜24日（ブラジル・リオデジャネイロ）

◆予選免除【９】： ロシア（開催国）、前回大会優勝＝ウエールズ、同２位＝アルゼンチン、同ベスト４＝サモア、ケニア、同ベスト８＝ニュージーランド、イングランド、南アフリカ、フィジー

◆ヨーロッパ【５】 ： ポルトガル、スペイン、フランス、グルジア、スコットランド
◆オセアニア【２】 ： オーストラリア、トンガ