セブンズ 2012.08.11

世界的英雄ロムー 病と闘いながら精力的にラグビー大使活動

世界的英雄ロムー 病と闘いながら精力的にラグビー大使活動


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コーラルコースト・セブンズの発表会見に出席したジョナ・ロムー
(写真提供:Fiji Coral Coast Sevens 大会事務局)


 



 腎臓の病気と闘っている世界的スーパースターのジョナ・ロムーが先週末、「フィジー・コーラルコースト・セブンズ」の発表会見に出席して元気な姿を見せた。セブンズ王国フィジーの人気リゾート地で毎年開催されるこの大会は、国内のトップチームや海外からの招待チームも参加し、優勝チームには高額賞金も贈られることから人気が高い。11月15日から17日まで開催される今年のコーラルコースト・セブンズに、ロムーも大使として出席することを約束した。
 オールブラックスの伝説的11番であり、2011年ラグビーワールドカップNZ大会の開会式でも重要な役割を演じたロムーは、「フィジーは7人制ラグビーのメッカであり、人々はいつも温かく歓迎してくれるので私にとってはホームのような特別な場所です。今大会のモットーは『情熱の発見』。この言葉は、フィジー・セブンズのすべてを言い表しています。私は近い将来、IRBサーキット(セブンズ・ワールドシリーズ)がフィジーで開催されることを信じています。ここにいることは大変な喜びであり、再び戻ってくることを楽しみにしています」と感謝の言葉を述べた。
 1994年の香港セブンズや、1998年のコモンウェルスゲームズ(英連邦総合競技大会)、2001年ワールドカップ・セブンズでも活躍した英雄は、7人制ラグビーがオリンピック競技として採用されるのに大きく貢献したラグビー大使であり、病と闘いながら、世界中の学校や病院を訪問したり、いくつものチャリティーワークを行うなど、現在も精力的に活動している。


 


(情報・写真提供:Fiji Coral Coast Sevens 大会事務局)


 

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