海外
2012.07.24
名将イアン・マギーカン リーズのエグゼクティブ・チェアマンに就任
イングランドの2部リーグに属するリーズ・カーネギーは23日、4年に一度結成されるドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」を4度(1989、1993、1997、2009)も率いた唯一の人物であるイアン・マギーカン氏が、チームのエグゼクティブ・チェアマンに就任すると発表した。
マギーカン氏はリーズ出身であり、選手時代はリーズ・カーネギーの前身クラブであるヘディングリーRFCで約15年間プレーしていた。コーチ時代はライオンズのほかに、スコットランド代表やノーサンプトン・セインツ、ロンドン・ワスプスでも指揮。昨シーズンはイングランド最高峰リーグのプレミアシップでバースのディレクターを務めていた。
ラグビーでの功績により、2010年には英国エリザベス女王よりナイトの称号が授与されている。
リーズ・カーネギーは2010−2011シーズンまでプレミアシップに参戦していたが、降格し、昨季は2部リーグで6位だった。元高校教師であるマギーカン氏はユース育成でも長年活躍してきた名指導者だが、今後はエグゼクティブ・チェアマンとして地元財界やスポンサーと良好関係を築き、一流のラグビークラブを構築していくことが求められる。