各国代表
2012.04.06
新生日本代表、始動 初合宿で「アンサンブル」のベース作り
エディー・ジョーンズ新ヘッドコーチ(HC)率いる日本代表の初合宿が、2日から静岡・つま恋で行われている。
「世界一フィットネス、アタックの良いチームになろうとしている」と指揮官。早朝の体力強化メニューなど、短時間ながら休む間のない練習を相次ぎ行い、「セットピースの安定、ファーストフェーズ(最初の攻撃局面での動き方の確認)」を目的とする。
5日午前はチームが行う攻撃のシェイプ(型)を実戦練習で落とし込んだ。ここでのキーワードは「アンサンブル」だとLO大野均。その言葉にジョーンズHCは、「色々なパートが一緒に動く」との意味を込めている。
同日、セットプレーの確認にも時間が割かれた。薫田真広アシスタントコーチが先導し、スピードを重視したラインアウトと、FW8人がまとまり同じ方向を押すスクラムの体得を目指す。
チームは7日に解散。18日から大阪で2度目の合宿を張る。
(文・向 風見也)