各国代表 2012.04.01

日本代表PR畠山 「東京と大阪ほど違う」新たな挑戦を

日本代表PR畠山 「東京と大阪ほど違う」新たな挑戦を

 エディー・ジョーンズ新ヘッドコーチ率いる日本代表は4月2日、静岡・つま恋で初の合宿を行う。2011年ワールドカップニュージーランド大会に出場したPR畠山健介は、新たなポジションに挑戦する。3月25日、宮城県のユアテックスタジアム仙台であったトップリーグのオールスター戦「FOR ALL チャリティーマッチ」後に取材に応じた。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/rugby/text/201203260005-spnavi.html
 サントリー入りした08年度以来、右PR(3番) として4年連続で同リーグのベストフィフティーンとなったが、今回は左PR(1番)を務める。薫田真広アシスタントコーチは3番にはサイズが必要とし、身長178センチ、体重110キロとトップクラスのフロントローにあってはやや小柄な畠山には、持ち前の運動量やスキルを活かせる1番を勧めている。
 スクラムの際、1番は右肩にのみ、3番は両肩に相手の圧力が加わるとあって、身体の使い方や求められる適正が異なる2つのポジション。これらを比べ「沖縄と北海道は言いすぎだけど、東京と大阪くらいには違う」と語る畠山は、「両方できることにこしたことはない。難しいですけど、チャレンジだと思って(取り組む)。3番が嫌がることを1番でやる、と、今まで3番をやってきたことを肥やしにしたい」。2日以降は、「相当きつい合宿になると思う。覚悟したい」と続けた。


(文・向 風見也)


 

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