ワールドカップ
2012.02.21
2023年ラグビーW杯 アイルランドが開催国立候補を検討
アイルランド・ラグビー協会が、2023年ラグビーワールドカップ開催国に立候補を検討していることが明らかになった。19日にアイルランドの新聞『ザ・サンデー・インディペンデント』が報じたもので、同協会最高責任者フィリップ ・ブラウン氏が、小国ながらビッグイベントを見事に成功させたニュージーランドから戻り、自分たちも真剣に考える気になったことを明らかにした。
しかしながら、ラグビーワールドカップを開催するには、ホスト国に選ばれるのはもちろん、IRB(国際ラグビーボード)に対し莫大な“上納金”を支払わなければならない。2019年大会の開催国である日本は9600万ポンド(約120億円)を支払うことになっているといわれ、その4年後はさらに高額になることが予想されるため、アイルランド協会は「立候補するには政府支援の確約が前提」としている。
アイルランドでは、1991年と1999年にラグビーワールドカップの一部試合が行われたが、メインのホスト国になったことはない。2023年大会をめぐってはロシアが開催国立候補を表明しており、アメリカも強い関心を寄せている。
※ 為替レートは2012年2月21日現在