日本の世界トップ15入りかかる香港セブンズ　プール分け決定

　１カ月後に迫った「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ 2011−2012 香港大会」のプール分けが明らかになった。毎年春に開催される香港セブンズは、ワールドシリーズのなかで最も人気が高く、３月23〜25日までの観戦チケットはすでに完売が伝えられている。出場チーム数は例年通り24チームだが、今年はプール戦の段階からレベル分けをして試合が行われる予定。ＩＲＢ（国際ラグビーボード）が今月始め、来季からセブンズ・ワールドシリーズに常時参加する中心的チーム（コアチーム）の数を、現在の「12」から「15」に増やすことを決定したため、今回の香港セブンズに参戦する上位12チームは通常通りカップ優勝を争い、下位に位置づけされた他の12チームは、来季のコアチーム入りをかけて、“予選”を行うこととなった。
　予選部門に出場する男子７人制日本代表はプールFに入り、今季第２ラウンドのドバイ大会で強豪ケニアを破ったポルトガル、2013年セブンズ・ワールドカップ開催国で強化が進むロシア、プールEのフィリピンとともに香港セブンズ初出場のガイアナ（北米カリブセブンズ６連覇）と総当り戦を行う。そして大会最終日の予選部門トーナメント戦で３位以上に入れば、来季のセブンズ・ワールドシリーズにレギュラー参戦することができる。

　予選部門出場チームで、今季ワールドシリーズランキングが日本（15位）より上なのは、カナダ（10位）とトンガ（14位）だけであり、日本が「コアチーム」入りする可能性は高い。

＜2011−12　香港セブンズ　コアチームズ　部門＞

【プール Ａ】
サモア　　イングランド　　アルゼンチン　　ケニア

【プール Ｂ】
ニュージーランド　　南アフリカ　　ウエールズ　　アメリカ

【プール Ｃ】
フィジー　　オーストラリア　　フランス　　スコットランド

＜2012−13　セブンズWS コアチーム入り予選　部門＞

【プール Ｄ】
トンガ　　ウルグアイ　　香港　　中国

【プール Ｅ】
カナダ　　スペイン　　ジンバブエ　　フィリピン

【プール Ｆ】
ポルトガル　　ロシア　　日本　　ガイアナ

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※ 2011−2012 セブンズ・ワールドシリーズ 総合ランキング
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