海外
2012.01.27
トゥーロンのブジェラル会長 レフリーへの侮辱的発言で厳罰処分
歯に衣着せぬ発言でも知られるトゥーロン(フランス)のムラド・ブジェラル会長が、レフリーに対して侮辱的な発言を行い、ラグビーのイメージとスポーツ精神を傷つけたとして、フランスの最高峰リーグ「トップ14」を管轄するナショナルラグビーリーグ(LNR)から130日間の資格停止処分を言い渡されたことが26日、明らかになった。クラブのオーナーでもあるブジェラル会長は1月8日のクレルモン戦に敗れたあと、性交に関連する言葉を使って、敗因はレフリーにあったとする趣旨の発言していた。
ブジェラル氏には異議申し立てをする権利があるが、棄却された場合は、6月3日までトゥーロンの会長として働くことはできない。またLNRの声明によると、公式試合会場への立ち入りも禁止され、グラウンドや観客席はもちろん、試合前後であっても、チームやレフリーの更衣室ならびに通路にも足を踏み入れることは許されないことになった。