国内 2011.12.01

パナソニック 試行錯誤の序盤戦

パナソニック 試行錯誤の序盤戦

 昨季トップリーグ王者の三洋電機が名称変更したパナソニックは、今季同リーグ序盤4戦を3勝1敗としている。10月29日、東京・秩父宮ラグビー場での第1節ではサントリーに26-31で破れた。続く11月5日の第2節ではNECに38-26で勝利も、主力組が退いた後半のスコアは7-26だった(千葉・柏の葉)。
 さらには11月20日、今季2009年度以来2度目の昇格をしていたホンダとの第4節は19-16と苦戦しながらの勝利だった(栃木・足利)。この一戦について、CTB霜村誠一主将は「個々がばらばらになっていた。まだまだやるべきことはいっぱいあると感じました」と振り返った。もっともチームは全試合で先発メンバーを入れ替えるなど、終盤に向け選手層に厚みを持たせるための試みの最中だ。ある主力選手は「冒険できるのは今だけ」と語っている。
 パナソニックは12月4日、大阪・近鉄花園ラグビー場でNTTドコモと第5節を戦う。


(文・向 風見也)

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